スズキジムニーのスペックを徹底調査!乗り心地は良い?悪い?

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2018年7月5日、20年ぶりのフルモデルチェンジされ発売された新型ジムニー。オフロードカーとして人気がありますが、新型は「街乗りにもいい」という声を聞きます。

昔のジムニーの固いシートとガタガタ揺れる車内のイメージが強烈なので、どう変わったのかめちゃくちゃ気になります。居ても立っても居られなくなったので、早速徹底調査したいと思います。

今回は特に私が気になっていた新型ジムニーのスペックと加速性、それから乗り心地に注目していきます!

【スズキ・ジムニー】スペック

引用:SUZUKI公式HP

流れるようなデザインが多くなって来た中で、このカクカクしたデザインに丸いライトの組み合わせは珍しいですよね。そんなジムニーのスペックから見ていきましょう。

車高が高いなぁ。

車高が低いと山道を走るとき岩でこすってしまって傷だらけになっちゃうのよね。

なるほど。悪路を走る車ならではの工夫なんだね。

性能

ジムニーが得意とするのは、山道や雪道などの普通の車なら入ることを諦めるようなオフロード。ガンガン進むために障害物を気にせず走れる高さと、どんな道でも力強く進めるエンジンが必要になってきます。

エンジンは排気量が多いほど強力なんですが、ジムニーって軽自動車なんですよね。じゃあ軽自動車の総排気量ってどれくらい?っていうと、総排気量660㏄(0.660ℓ)以下のものって決まりがあります。

ジムニーはというと、「658㏄(0.658ℓ)」。なんとギリギリ軽自動車の許容範囲内。あと一歩で普通車に認定されるような大きいエンジンが軽自動車に付いているので、他の軽自動車とは違う力強い走りが出来るんですね!

車内寸法

ジムニーらしくドアは3つ、定員は4人。大きく見えるけど中はこじんまりとしてるんだな～なんて思ってたら、こんな口コミを発見。

後部座席は座れない程に狭いので２名乗車が限界です。３名以上は緊急用と思ってください。

引用:価格.com

この口コミによると、こじんまりとなんてレベルじゃないですね。趣味の車、って断言してる人までいたからこれは相当タイトなんでしょう…後部座席は一体どうなっているのかというとこんな感じです。

引用:SUZUKI公式HP

悪路を走ることに特化させているので、無駄な装備は一切排除した印象です。写真の雰囲気もあって、なんだかサファリパークを走るバスみたいですね。

内装はシンプルですがそれがいい。無骨な作りは遠慮なく男の子(?)心をくすぐってきます。

口コミにあったように、リアシート(後部座席)は前に座る人の体格が大きく影響しそうです。4人乗りというよりか、リアシートを潔く倒して、ボードを積んでソロで雪山に行く方がジムニーの本領を発揮出来るんではないでしょうか。

乗り心地については、後程詳しく見ていきます。

ちなみに私個人的に好きなのはここ!

引用:SUZUKI公式HP

飛行機のコックピットみたいなメーターパネルがたまらない。最近の車はスルッとした内装が多いのに、あえてこのごつい感じ!これ見てるとスイッチ押したくなります。笑

雨にぬれたり、泥で汚れたりって状況が予想されるオフロード用に、シートは撥水ファブリック。(XC,XLのみ。XGは撥水なしです。)クッションは、長時間走っても疲れにくいウレタン素材です。

パートタイム4WD

引用:SUZUKI公式HP

ぬかるんだ道や、雪が降った後の道路で抜け出せなくなった経験ありませんか？いくらアクセル踏んでも進まないしだんだん埋まっていくし、焦れば焦るほど悪化…

そんな時ジムニーなら空回ってるタイヤに勝手にブレーキをかけてくれるから滑ることなく脱出完了!操作はなんと手元のレバーで4WDに入れ替えるだけ。普段は2WD、力強い走りが必要な時に４WDという使い分けが手元のレバーで簡単に出来きます。

価格やカラーバリエーション

最高ランクのXCでも200万以下。MTとATを選べるのが良いですね。ガンガン運転を楽しみたい人から見た目が気に入って普段使いをメインに楽しみたい人まで、幅広いドライバーに支持されそうです。

カラーバリエーションに「ツートン」があるの気になりませんか?

引用:SUZUKI公式HP

これだけ目立って背も高ければ、スーパーで自分の車がすぐ分かる。それに他のジムニー乗りと差がつけられて、自分の車がもっと好きになりそうです。

【スズキ・ジムニー】乗り心地

ジムニーの乗り心地について、口コミを参考にしながら見ていきます。

乗り心地の口コミ

• 舗装路で乗る際の欠点はかなり少なくなって、むしろ乗り心地がいいと感じる人も多いのでは？
• ふらふらする感じもなく視界もよく運転もしやすかったです。
• 思ったより、硬くなく、かといって柔らかくない・・・絶妙な具合でした！
• 普通の乗用車と比べるとうねった道で左右の揺れを感じます。
• 街中のちょっとした段差で結構どかどか揺れました。
• リアの居住性は前席のシートポジションによってかなり左右されます。大柄な人が運転すると、恐らくですが、その後ろの人の人権はなくなるでしょうね。

参考:価格.com

最後の口コミが刺さったよ…最近ちょっとお腹が気になるんだよね。

おつまみ作るのにはまってるもんね。お酒うまっ!って毎日聞いてたような…

お散歩行ってきまーす。

ジムニーが揺れる理由

運転しやすくなったけど、揺れが気になったって方がいるようです。その揺れはどこから来ているのでしょうか?

引用:SUZUKI公式HP

車軸が一直線になっているのね。

左右の車輪が繋がっているので、曲道でも車体を水平に維持しやすいんですよ。

普段車に乗ってて「ゆれるー」くらいに感じていた段差も、ジムニーだと「どんっ」って感じるんです。不思議ですよね。

これは、サスペンションという車の衝撃を吸収するバネの作りが違うから。ジムニーの左右のタイヤは、一本の車軸で繋がっています。

イメージは公園にあるシーソーです。片方の人が地面をけると、反対側の人は下に行きます。そして、下についた時のドンって衝撃が上にいる人にも伝わりますよね。

ジムニーも同じような感じです。左右のタイヤにつながった軸にバネが繋がっているので、シーソーのようにタイヤが動くし全体に衝撃が伝わります。

それに対して普段乗っている車は、それぞれのタイヤにバネが繋がっているので、どこか一か所段差に乗ったとしても他のタイヤには影響がないので揺れは少なめなんです。

それでも、昔のジムニーと比べると格段に乗り心地がよくなったみたいです。揺れが気になるという声もありましたが同じくらい、揺れが無かった運転しやすかったという声がありました。

これなら街乗りも問題なく乗れる。という声が聞こえてくるのも分かりますね。

【スズキ・ジムニー】加速性

引用:SUZUKI公式HP

せっかく街で乗るなら走りも楽しみたい、ってちょっと求めすぎでしょうか?揺れはオフロードカーならではの楽しみとして普段の生活で地味にストレスになるもの、それが加速性じゃないでしょうか?

坂道を登らない、進み始めがスピードが出ない、何となくスピードが出ない。この何となくの部分が気になります。私はガンガン走らせたいので、加速性も調べました。

• ドタバタしていつまでもフワフワすることなく、高速で流しているときはセダンのようです。
• 登板では車重があるためアクセルを踏み込んでも十分に加速しません。
• 欲を言えばもう少し出だしのトルク感が欲しいです。
• 2人乗りだったが回転だけが上がって加速感がイマイチ感じにくかったです。
• 低速域だと扱いやすそうだけど速度を出した際は辛いのかなと感じました。
• 重さもそれなりにあるので軽快さはありません。
• NBOXより加速はもっさりしています（これはエンジンではなく車重の問題か・・・)。
• 車重1t超えですから、950㎏の先代NBOXより加速は悪いです。ただ剛性感や安定感はNBOXとは段違いで、それなりの大雨の中での試乗でしたが不安感はありませんでした。

参考:価格.com

悪くはないけれど、加速性はちょっと不満の声が多いですね。舗装された道でもガンガン走らせたいっていう方には物足りなさがあるようです。

オフロードカーとしてはぶつけたら簡単にへたってしまう車体よりも、傷は勲章よってくらい頑丈な車体の方がいいですよね。でも、車両重量1t越えとなると、その重さを走らせることにパワーが持っていかれちゃうんですね。難しい。

軽快に走り回るというよりは、どっしりとした安定感の中で走る楽しさを存分に味わう車ですね。

まとめ

• 軽自動車でありながら、本格オフロードカー
• 乗り心地は、先代よりはるかによくなり街乗りにもおすすめ
• 重量があるので加速性はまずまず

オフロードカーって聞くと何だか遠い世界の乗り物に感じてしまうかもしてませんが、街乗りにも快適な車に進化しています。普段乗りなれているものとは一味違う遊び心あふれる乗り心地に、ワクワクドキドキしてみませんか？

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