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11月15日にスズキがリコールを届けました。ワゴンR、アルトなどを含む人気6車種120万台の大規模なリコールですが自分の所有する車は平気なのか?心配するかたもいらっしゃると思います。
えっ、もう乗れないの?乗り換えないとダメなの?と考えてしまいますがその必要はありません。
車を修理をしてしっかりと点検をすればまた安全に乗ることが出来るのです。そして、今回はスズキの車のリコール情報を詳しく調べてみました。
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リコール制度・改善対策制度とは何か?
リコール制度とは
事故を未然に防止し、自動車ユーザー等を保護することを目的とするもので、自動車が道路運送車両の保安基準に適合しなくなるおそれがある状態、又は適合していない状態で、原因が設計又は製作の過程にある場合に、その旨を国土交通省に届け出て自動車等を無料で修理する制度です。
引用:スズキ公式リコール等情報
上記をもう少し分かりやすく言い換えると、今所有している車のドライバーや同乗者等を守りたい。
そこで今所有している車がこのままだと故障してしまったり、それにより事故を起こしてしまう可能性があるため今すぐに修理してくださいねという制度になります。
リコールと聞いて不安になる方もいらっしゃると思います。もしリコールという制度がなかったらどうなってしまうでしょうか。それは不具合があっても誰も気づかないで車を走らせることになりますよね。そこで事故なんて起きてしまったら大変です。
そのためにもスズキだけでなく自動車業界全体でドライバーだけでなく大げさかもしれませんが国民全員を守ることに全力を注いでいるのです。
改善対策制度とは
自動車等が道路運送車両の保安基準に不適合状態ではないが、安全上又は公害防止上放置できなくなるおそれがあるまたはできないと判断される場合で、原因が設計又は製作の過程にある場合に、その旨を国土交通省に届け出て自動車等を無料で修理する制度です。
引用:スズキ公式リコール等情報
この制度は、今のところ不具合は無いが今後不具合が出てしまう恐れがあるので修理してくださいねという制度になります。こちらもリコール制度と同様に安全性の観点から先延ばしせずにすぐに修理をしましょう。
この2つの制度の他にもサービスキャンペーンのようにリコール制度や改善対策制度に該当しないけど点検・修理しましょうというのもあります。
自動車業界において3つの制度により自動車にかかわる全ての人の生命を守っているのです。
リコールの原因と改善策
スズキはワゴンRやアルト他、OEM供給する日産「モコ」やマツダ「フレア」で発覚した複数の不具合に対し、リコールを届けましたが原因はいったい何なのか?
今回の原因
- 補助電源モジュール構成部品の溶着不良
- エンジン補機ベルトの耐久力不足
- 電動パワーステアリング・コントローラーのプログラム不良
以上の3点で今回リコールが届けられました。
補助電源モジュール構成部品の溶着不良
補助電源モジュールの構成部品(素子)の溶着が不適切なため、当該素子内部に亀裂が生じているものがあります。そのため、通電の繰返しにより当該素子が損傷し、アイドリングストップシステムOFF表示灯が点滅してアイドリングストップ機能が停止、または、エンストするおそれがあります。
引用:スズキ公式リコール等情報
機械に詳しくないですが、部品の一部がは破損してアイドリングストップの機能が停止したり、エンジンストップしてしまう不具合ですね。
そのようなことが起こらないために、補助電源モジュールを良品に交換します。
エンジン補機ベルトの耐久力不足
エンジン補機ベルトの構造が不適切なため、当該ベルトの耐久性が不足しているものがあります。そのため、ベルトの共振により当該ベルトが破断し、オルタネータやウォータポンプが停止して警告灯が点灯し、最悪の場合、走行中にエンジンが停止して再始動できなくなるおそれがあります。
引用:スズキ公式リコール等情報
こちらはエンジン部分に関しての不具合になります。エンジン部分は人間でいう心臓部分にあたります。
そこに不具合が生じたらすぐに修理しましょう。エンジン補機ベルトを対策品に交換します。
電動パワーステアリング・コントローラーのプログラム不良
電動パワーステアリングコントローラの不具合を検出するプログラムが不適切なため、エンジン始動時またはアイドリングストップ後の再始動時にバッテリー電圧が低下していると、不具合として誤って検出することがあります。そのため、警告灯が点灯するとともにステアリングのアシスト機能が停止し、操舵力が増大するおそれがあります。
引用:スズキ公式リコール等情報
こちらはプログラムの不具合が誤って誤作動を生じさせる問題になります。
電動パワーステアリングコントローラの制御プログラムを対策プログラムに書換えるか、または、電動パワーステアリングコントローラを対策品と交換します。
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スズキのリコールに対する原因・改善策まとめ
今回のリコールに対する改善策としては以下のようになります。
- 補助電源モジュール構成部品の溶着不良の原因に対しては、全車両、補助電源モジュールを良品に交換します。
- エンジン補機ベルトの耐久力不足の原因に対しては、全車両、エンジン補機ベルトを対策品に交換します。
- 電動パワーステアリング・コントローラーのプログラム不良の原因に対しては、全車両、電動パワーステアリングコントローラの制御プログラムを対策プログラムに書換えるか、または、電動パワーステアリングコントローラを対策品と交換します。
3つの原因に対しそれぞれ対策を取り、無償で修理・交換をしています。以上の3点が今回のリコールの原因でそれぞれに至急修理が必要であることがわかります。
- 販売店に連絡する
- 対象車にはダイレクトメールなどで、お知らせされているのでチェック
- スズキ公式HPのリコール情報で対象車をチェック
販売店に連絡する方法が1番早いです。また、対象車の所有者には、ダイレクトメールなどでお知らせするなど既に対策もなされているようです。
リコールは残念なことではありますが、さすがスズキ。迅速かつ最善の対応をする姿にエールを送りたいです。
リコール対象車一覧
引用:スズキ公式HP
今回のリコールの原因は3つです。注意してほしいのが、その3つの原因それぞれで対象車が違うという事です。
今回は、そんなリコール対象車を車種・原因ごとにまとめてみました。
ワゴンR
補助電源モジュール構成部品の溶着不良
型番 | リコール対象車の車台番号(シリアル番号)の範囲 及び製作期間 |
リコール対象車の台数 |
MH34S-146936~MH34S-237351 平成24年12月20日~平成25年9月11日 |
75,009 |
|
DBA-MH34S | MH34S-715020~MH34S-750487 平成24年12月20日~平成25年9月11日 |
28,146 |
MH34S-909839~MH34S-938965 平成24年12月20日~平成25年9月11日 |
20,289 |
エンジン補機ベルトの耐久力不足
型番 | リコール対象車の車台番号(シリアル番号)の範囲 及び製作期間 |
リコール対象車の台数 |
MH34S-168188~MH34S-210531 平成25年2月18日~平成25年7月2日 |
38,907 | |
DBA-MH34S | MH34S-215001~MH34S-319621 平成25年7月1日~平成26年4月10日 |
70,960 |
MH34S-722948~MH34S-762052 平成25年2月18日~平成26年4月8日 |
30,920 |
|
MH34S-916950~MH34S-946727 平成25年2月18日~平成26年4月8日 |
20,352 |
注)エネチャージ仕様車が対象です。
電動パワーステアリング・コントローラーのプログラム不良
型番 | リコール対象車の車台番号(シリアル番号)の範囲 及び製作期間 |
リコール対象車の台数 |
DBA-MH34S | MH34S-100077~MH34S-428051 平成24年8月21日~平成27年8月3日 |
282,460 |
MH34S-700022~MH34S-768421 平成24年8月29日~平成26年7月31日 |
62,062 | |
MH34S-900047~MH34S-962949 平成24年8月29日~平成27年8月3日 |
49,922 | |
DAA-MH44S | MH44S-100034~MH44S-139817 平成26年7月31日~平成27年8月3日 |
39,246 |
MH44S-450014~MH44S-481501 平成26年7月31日~平成27年8月3日 |
30,223 |
アルト
補助電源モジュール構成部品の溶着不良
型番 | リコール対象車の車台番号(シリアル番号)の範囲 及び製作期間 |
リコール対象車の台数 |
DBA-HA35S | HA35S-140001~HA35S-158664 平成25年2月20日~平成25年9月20日 |
16,434 |
エンジン補機ベルトの耐久力不足
型番 | リコール対象車の車台番号(シリアル番号)の範囲 及び製作期間 |
リコール対象車の台数 |
DBA-HA35S | HA35S-140010~HA35S-155400 平成25年2月20日~平成25年8月1日 |
15,137 |
HA35S-178008~HA35S-212310 平成26年4月8日~平成26年11月28日 |
33,681 |
注)エネチャージ仕様車が対象です。
MRワゴン
補助電源モジュール構成部品の溶着不良
型番 | リコール対象車の車台番号(シリアル番号)の範囲 及び製作期間 |
リコール対象車の台数 |
MF33S-240001~MF33S-240493 平成25年7月1日~平成25年9月11日 |
380 | |
DBA-MF33S | MF33S-420001~MF33S-423522 平成25年7月1日~平成25年9月11日 |
2,889 |
MF33S-640001~MF33S-643616 平成25年7月1日~平成25年9月11日 |
3,233 |
エンジン補機ベルトの耐久力不足
型番 | リコール対象車の車台番号(シリアル番号)の範囲 及び製作期間 |
リコール対象車の台数 |
MF33S-240001~MF33S-240252 平成25年7月1日~平成25年8月1日 |
247 | |
MF33S-241173~MF33S-241431 平成26年4月9日~平成26年12月5日 |
249 | |
DBA-MF33S | MF33S-420001~MF33S-421986 平成25年7月1日~平成25年8月1日 |
1,960 |
MF33S-427917~MF33S-431232 平成26年4月8日~平成26年12月1日 |
3,223 | |
MF33S-640001~MF33S-642585 平成25年7月1日~平成25年8月1日 |
2,559 | |
MF33S-647622~MF33S-651457 平成26年4月8日~平成26年12月1日 |
3,789 |
注)エネチャージ仕様車が対象です。
スペーシア
補助電源モジュール構成部品の溶着不良
型番 | リコール対象車の車台番号(シリアル番号)の範囲 及び製作期間 |
リコール対象車の台数 |
MK32S-100077~MK32S-139641 平成25年2月20日~平成25年9月11日 |
36,405 | |
DBA-MK32S | MK32S-460048~MK32S-466136 平成25年2月20日~平成25年9月11日 |
5,688 |
MK32S-500016~MK32S-512253 平成25年5月31日~平成25年9月12日 |
10,459 | |
MK32S-830032~MK32S-838648 平成25年5月31日~平成25年9月11日 |
6,535 |
エンジン補機ベルトの耐久力不足
型番 | リコール対象車の車台番号(シリアル番号)の範囲 及び製作期間 |
リコール対象車の台数 |
MK32S-100087~MK32S-184435 平成25年2月26日~平成26年4月9日 |
74,821 | |
DBA-MK32S | MK32S-460061~MK32S-471195 平成25年2月27日~平成26年4月9日 |
10,451 |
MK32S-500016~MK32S-532985 平成25年5月31日~平成26年4月9日 |
29,083 | |
MK32S-830032~MK32S-854465 平成25年5月31日~平成26年4月9日 |
22,473 |
注)エネチャージ仕様車が対象です。
スイフト
補助電源モジュール構成部品の溶着不良
型番 | リコール対象車の車台番号(シリアル番号)の範囲 及び製作期間 |
リコール対象車の台数 |
DBA-ZC72S | ZC72S-300042~ZC72S-305510 平成25年7月1日~平成25年8月28日 |
1,861 |
DBA-ZD72S | ZD72S-300022~ZD72S-300791 平成25年7月1日~平成25年8月27日 |
277 |
ハスラー
エンジン補機ベルトの耐久力不足
型番 | リコール対象車の車台番号(シリアル番号)の範囲 及び製作期間 |
リコール対象車の台数 |
DBA-MR31S | MR31S-200059~MR31S-215411 平成25年12月12日~平成26年4月11日 |
14,583 |
MR31S-800049~MR31S-806313 平成25年12月12日~平成26年4月10日 |
6,221 |
注)エネチャージ仕様車が対象です。
対象車の製作期間は、ご購入の時期とは異なります。
以上の6車種が今回のリコール対象車になります。
また、OME供給している日産やマツダでもリコールの対象の車がありますので各社ホームページ等でご確認ください。
日産公式HP:http://www.nissan.co.jp/RECALL/DATA/report4372.html
マツダ公式HP:http://www2.mazda.co.jp/service/recall/ra/20181113002/
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リコールに関する確認事項
インターネットやテレビなどで自分の車のリコールの情報が出ていたらまず皆さんは何をしますか?まずは自分の車が本当にリコールの対象なのか調べますよね。
リコール情報が出たら何点か確認しておきたい事項がありますのでそちらを説明していきましょう。まずは必要になってくるのが車検証です。その車検証のどこを見たらすぐにわかるのかを見ていきましょう
車検証の見方
まずは、左側の真ん中ぐらいにある型番(型式)を見ましょう。この型番が一致しているかを確認します。
まずはここが一致してなければ対象外で一致してれば対象車の可能性があります。
続いては、その上の車台番号を見てください。この番号は1台1台違う番号が付けられているのです。この番号も一致していればリコール対象車になります。
以上の2点(型番・車台番号)を必ず確認してください。
販売店等への連絡
型番、車台番号をの2点を確認してリコール対象車だったら近くのスズキの販売店へ連絡をしてください。もちろん販売店からダイレクトメールなど来てからでも構いません。
お知らせが来たのにも関わらず放置するのはやめましょう。必ず連絡をして修理依頼をしましょう。
また、自分の車がリコール対象かどうか判断できない場合や不安なことがあれば迷わず販売店もしくはスズキのお客様相談室がありますのでそちらで聞くのも良いでしょう。
オープン時間:9:00~12:00、13:00~17:00]
まとめ
- 6車種120万台の大規模なリコール
- 補助電源モジュール構成部品の溶着不良
エンジン補機ベルトの耐久力不足
電動パワーステアリング・コントローラーのプログラム不良の3つが原因 - リコールの制度は良いことである
- わからないことがあればすぐに連絡を
今回スズキのリコール情報について調べましたがいかがでしたでしょうか。私自身の考えで言えばリコールってそんなに頻繁に起こるものではないし、私が卵を割るときに殻が混入する確率に比べたらとても低い。
最後に、自動車メーカー各社で何百万回も安全性能・走行性能を繰り返し行われており、整備士はじめ多くの自動車関係者が死に物狂いで作り上げた自動車にこれからも私は安心して乗っていけます。
お得に車を買い換えたい方は試す価値あり(買取額60万UP)
車を買い換える時って、そのまま車を購入するお店、つまり販売店ディーラーに下取りで渡していませんか?それ、かなり損してます。
言われるがままに販売店に安い値段で下取りする前に、複数の買取業者に比較してもらった方が買取金額は格段に上がります。私の場合はトヨタラッシュが下取り価格30万円、買取価格88万で差額約60万でした。
業者同士で対決してもらうと、びっくりするくらい買取額は上がっていきます。無料で1分でその場で(スマホ)できるので、車の購入費用を稼ぎたい方はやらない手はないですよ!
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